遊びで発達研究会の目的
近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変わり、体を思いきり動かして遊ぶ時間や場所が減っています。ゲームや動画などのスクリーンに向かう時間は増え、便利さの中で「体を使わなくても過ごせる生活」が当たり前になりつつあります。
けれども、子どもが健やかに成長していくために欠かせないのは、体を動かし、心を動かし、仲間と関わりながら「遊ぶこと」です。
遊びは、体力や運動能力を育てるだけでなく、想像力や社会性、集中力、そして「自分らしさ」をはぐくむ源になります。
ボールひとつあれば、走ったり投げたり蹴ったり、工夫しながら夢中になって遊ぶ。
粘土ひとかたまりあれば、動物や食べ物、ロボットや怪獣へと、自由な発想で形を変えていく。
そんな「遊びの世界」には、子どもが自分自身とつながり、人と心を通わせながら成長していく可能性が無限に広がっています。
遊びで発達研究会は、次の4つを研究テーマとして掲げています。
- 子どもの個性を育てる大人のあり方・関わり方
- 主体的な遊びを引き出し、発達を促す方法
- 遊びを通じた体・心・認知発達、学力向上の実践研究
- 遊びによるインクルーシブ教育の推進
社会がどのように変わっても、「一人ひとり違うすべての子どもが心豊かに成長できる環境づくり」に貢献していくこと—-それが私たちの目的です。
遊びで発達研究会では、
- 気軽に学べるワークショップ
- 遊びのオリンピック
- 子育てを支援するペアレントサポートプログラム
- 子育てカウンセリング
- 遊びで発達教室®
といった活動を通じて、保護者・支援者・教育関係者の皆さまと共に学び合い、子どもたちの成長を支える輪を広げています。
ぜひ一緒に、「遊びの力」で子どもたちの未来を育んでいきませんか。
一般社団法人発育発達アソシエイト
